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2009/12/02 (Wed)
そろそろカテゴリーに『ハヤテ』を追加したほうが、とも。
思ったりする。
思ったりする。
ついに最終旅行日最後の夜。
名所は観光済み! 思い出もたくさん! お土産もごっそり買った!
余すところなくギリシャを堪能した!! …はずなんだけど。
「帰りたくないなぁ~…」と、うなだれるハムスターこと西沢さん。
センチメンタルな気分に浸るところにヒナギクさん、
美希たちからの手紙にただただ「?」が飛ぶ。
え、なに? 水着…持参?
ズラーッと並ぶ使用人たちに囲まれた館。扉を開けるとそこは…
何とまあ広いプールが!
えっ!? 貸し切ったですって!?
さすがブルジョアジーなお嬢様方。ギリシャ最高のホテルのプールを貸し切るなんて真似、凡人にはできません。
そしてその財力は三千院のお嬢様からだとか。
ありがとうと素直にお礼を言う西沢さんにひたすら「おまえのためなんかじゃない」と言い放つナギお嬢様。
でもそんな真っ赤な顔しながら言っても…なぁ?(笑)
そんな、西沢さんにツンデレ全開のお嬢様もご一緒に、最後の夜のパーティーです。
マリアさんも料理片手に久々のメイド服着用。しっくりくるらしい。
そして本日の料理のメイン! それは!
おっと、殻つきのクルミ!!
なんてブルジョアジーな食べ物を食べているんだ君たちは!!
西沢さん、興奮のあまり熱弁開始。
そしておもむろにクルミを一つ手に取り、力を込める。
ほらほら、映画なんかだとよくこうやってダンディズムなおじさまが、こう…!
「………」
片手で、こう…割っ、て…!
「………」
「………」
「………」
「……割れないのは私が真のブルジョアジーでない証拠…」
「割れないのが普通だろ」
速攻なる突っ込みも、あるお方には通じません。
かよわき乙女の握力ならば決して割ることのできないクルミをいとも簡単に粉々にしてしまう少女が、一人。
ヒナさん! バトンタッチ!!
どれよ。貸してみなさ──『ベキッ』
……なるほど。
ヒナギクさん、涙の逃走。(違
すぐに人を茶化すみんなにヒナギクさんは少々ご立腹。
しかし西沢さんはほっと一息つきます。
だって、ヒナギクさんに、元気が出てきたみたいだから。
はっと気付くヒナギクさん。まさか昼間のアレ(サングラス事件)も、自分のことを気遣って…?
あまりの不意打ちにまたも目の奥が熱くなるヒナギクさん。
でも涙は見せません。だって、彼女にはまだあの夜の出来事を話していないのだから。
意を決したヒナギクさん、いざ打ち明けようとしますが────
グッドタイミング、美希のクロスチョップ炸裂。
二人してプールにたたきつけられました。水着、まだ着てないのに。
美希に続くように残りのお二方、同じくお嬢様とメイドさんをプールにたたき落とす作戦を決行。
理沙ちん、お嬢様をたたき落とすに成功!
いいんちょさん、マリアさんをプールにたたき落と…そうとしたら、鮮やかに回避されました。
マリアさんを除くほかのみなさん、プールにてアップ開始。
水に浮かない(らしい)お嬢様、涙目で西沢さんに助けを求めます。「助けてハムスター!」
そしてみんなしてプールでもみくちゃになった結果、
西沢さんとヒナギクさんは全裸にされましたとさ。ワォ。
みんなでわいわい、まだ楽しい、夜が続く。
だがハヤテに笑顔は、ない。
もう時間がない。早く決断しなければ、朝が来てしまう。
選ぶのは、自分が大事にしているほう。より大事に思っている一方を選択…。
───大事なほうを選べ?
───なんだよ、大事なほうって…
どちらも大事に決まっているのに。どちらかを切り捨てなくてはならないなんて。
僕を認めてくれたアーたん。
僕を助けてくれたお嬢様。
選べるのは、どちらか一方───
お嬢様を守り抜くのか、
アーたんを救い出すのか……
選べない!!
選べるわけがない!!
どちらも大切。どちらも大事。
もう…どうしたらいいかわからない。
悩んでも悩んでも答えが一向に出ない。見つからない。
決めなくてはいけないのに。明日の朝までに。どちらかを選ばないといけないのに…!
お願いです、神様…
僕の身はどうなってもいいから…
だから、どうか…二人を救う方法を……!
もはや一刻の猶予もないその時、背後から、自分を呼ぶ声が、聞こえた───
+++++++++++++++
ぬぉおおおおおぉおおおおおッ!!
これはもう来週で答えが出ちゃうのかな? かな!?
これ…もしナギが私の想像通りの動きを見せたらちょっと…見直すかもしれなくってよ。
ああ…でもアーたん。
畑先生はどうあってもアーたんを悲劇のヒロインに仕立て上げたいようだ。先生、もう、充分です!!(笑)
どうかアーたんとハヤテに救いを…!!
もうほんと…それだけです。
名所は観光済み! 思い出もたくさん! お土産もごっそり買った!
余すところなくギリシャを堪能した!! …はずなんだけど。
「帰りたくないなぁ~…」と、うなだれるハムスターこと西沢さん。
センチメンタルな気分に浸るところにヒナギクさん、
美希たちからの手紙にただただ「?」が飛ぶ。
え、なに? 水着…持参?
ズラーッと並ぶ使用人たちに囲まれた館。扉を開けるとそこは…
何とまあ広いプールが!
えっ!? 貸し切ったですって!?
さすがブルジョアジーなお嬢様方。ギリシャ最高のホテルのプールを貸し切るなんて真似、凡人にはできません。
そしてその財力は三千院のお嬢様からだとか。
ありがとうと素直にお礼を言う西沢さんにひたすら「おまえのためなんかじゃない」と言い放つナギお嬢様。
でもそんな真っ赤な顔しながら言っても…なぁ?(笑)
そんな、西沢さんにツンデレ全開のお嬢様もご一緒に、最後の夜のパーティーです。
マリアさんも料理片手に久々のメイド服着用。しっくりくるらしい。
そして本日の料理のメイン! それは!
おっと、殻つきのクルミ!!
なんてブルジョアジーな食べ物を食べているんだ君たちは!!
西沢さん、興奮のあまり熱弁開始。
そしておもむろにクルミを一つ手に取り、力を込める。
ほらほら、映画なんかだとよくこうやってダンディズムなおじさまが、こう…!
「………」
片手で、こう…割っ、て…!
「………」
「………」
「………」
「……割れないのは私が真のブルジョアジーでない証拠…」
「割れないのが普通だろ」
速攻なる突っ込みも、あるお方には通じません。
かよわき乙女の握力ならば決して割ることのできないクルミをいとも簡単に粉々にしてしまう少女が、一人。
ヒナさん! バトンタッチ!!
どれよ。貸してみなさ──『ベキッ』
……なるほど。
ヒナギクさん、涙の逃走。(違
すぐに人を茶化すみんなにヒナギクさんは少々ご立腹。
しかし西沢さんはほっと一息つきます。
だって、ヒナギクさんに、元気が出てきたみたいだから。
はっと気付くヒナギクさん。まさか昼間のアレ(サングラス事件)も、自分のことを気遣って…?
あまりの不意打ちにまたも目の奥が熱くなるヒナギクさん。
でも涙は見せません。だって、彼女にはまだあの夜の出来事を話していないのだから。
意を決したヒナギクさん、いざ打ち明けようとしますが────
グッドタイミング、美希のクロスチョップ炸裂。
二人してプールにたたきつけられました。水着、まだ着てないのに。
美希に続くように残りのお二方、同じくお嬢様とメイドさんをプールにたたき落とす作戦を決行。
理沙ちん、お嬢様をたたき落とすに成功!
いいんちょさん、マリアさんをプールにたたき落と…そうとしたら、鮮やかに回避されました。
マリアさんを除くほかのみなさん、プールにてアップ開始。
水に浮かない(らしい)お嬢様、涙目で西沢さんに助けを求めます。「助けてハムスター!」
そしてみんなしてプールでもみくちゃになった結果、
西沢さんとヒナギクさんは全裸にされましたとさ。ワォ。
みんなでわいわい、まだ楽しい、夜が続く。
だがハヤテに笑顔は、ない。
もう時間がない。早く決断しなければ、朝が来てしまう。
選ぶのは、自分が大事にしているほう。より大事に思っている一方を選択…。
───大事なほうを選べ?
───なんだよ、大事なほうって…
どちらも大事に決まっているのに。どちらかを切り捨てなくてはならないなんて。
僕を認めてくれたアーたん。
僕を助けてくれたお嬢様。
選べるのは、どちらか一方───
お嬢様を守り抜くのか、
アーたんを救い出すのか……
選べない!!
選べるわけがない!!
どちらも大切。どちらも大事。
もう…どうしたらいいかわからない。
悩んでも悩んでも答えが一向に出ない。見つからない。
決めなくてはいけないのに。明日の朝までに。どちらかを選ばないといけないのに…!
お願いです、神様…
僕の身はどうなってもいいから…
だから、どうか…二人を救う方法を……!
もはや一刻の猶予もないその時、背後から、自分を呼ぶ声が、聞こえた───
+++++++++++++++
ぬぉおおおおおぉおおおおおッ!!
これはもう来週で答えが出ちゃうのかな? かな!?
これ…もしナギが私の想像通りの動きを見せたらちょっと…見直すかもしれなくってよ。
ああ…でもアーたん。
畑先生はどうあってもアーたんを悲劇のヒロインに仕立て上げたいようだ。先生、もう、充分です!!(笑)
どうかアーたんとハヤテに救いを…!!
もうほんと…それだけです。
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