薄さは他のに比べて三分の一。

やってまいりました。ローゼンメイデン第８巻発売です。『双子の愛のコスモゾーンは不滅』本です。何それ。

二冊購入しましたよ。一冊は、もうよれよれになってぼろぼろになるくらいまで読み返す用。あと一冊は保存用です。４巻と５巻もそれぞれ二冊ありますけど、片方はもうけっこうボロいです。何度も読み返すとそうなるんだろうけど…まぁ読むところは決まって双子のところばっかしで。蒼と翠の若かりし頃（？）を堪能しとります。

ネタバレ感想は、続きから。やはり双子のことばっかりです。

「う、うっすいなぁ～…」ってのが第一の感想。薄いということはわかってはいましたがほんとに薄かった。でもってほんとに描き下ろしはないし作者さんのコメントもない。最後の扉絵の「END」がなくなってたのは気がかりだけど。あれ、バーズでは「END」表記がありました。それがないってことはつまり……？　でもあまり期待しすぎるのは禁物ですね。
桃種さんのブログも更新されてましたね。ローゼンメイデンのことに触れられてました。…何かちょっと胸の中のもやもや感が薄まった感じ。いや、まだ残ってますけど。でもそれでも書かれていたのはうれしい。文章にあたたかさを感じました。何かの形でお返しを…と書かれてますけど、それはぜひとも続編でお返ししていただきたい。と思ったりします。絶対このままじゃ消化不十分ですよ。もっと続きが読みたいな。双子のな。

バーズ７月号では４３話だけ知ってたのであとの２話は知らなかったのですが…、４２話で蒼星石がアップで出てきたときは鳥肌立ちましたね。ほんとに逢いたかったよ。この子に、逢いたかった。格好よすぎ。きらきーに操られているとはわかっていても格好よかった。痺れたね。クリームだって。溺れて見る夢は甘いんだって。……そらもう！ここで翠星石と見る夢はもう…！甘いなんてものじゃないだろ！まさにクリームのように！とろけるくらいに甘い夢さね！！いや、夢だけといわずもう君たちはどろどろに溶けて混ざり合っちゃっていいから！！

そしてその４２話を読んだあとで、何度読み返したかわからんくらいのPhase４３。あの双子のシーンは何度見てもやはり良い。きらきーに操られているんだろうけど、蒼のあの言葉攻めは絶対本心だと思うんですよ。あの「ぎゅってして」シーンから…まぁちょっとだったけど、大好きな翠星石とか君だけいればいいとか。マスターもお父様もアリスもいらないって…。蒼星石には、翠星石だけいればそれでいいのです。当然翠星石も同じで。あのセリフはもうくらくらきましたからね。ああ、やっぱり原作は蒼翠だ…！！と。
しかしそんな甘い夢に逃げることは、翠星石はしなかったですね。強いよ、この子。本当に強い子。やっぱりあの蒼星石は偽者だってわかったんですねぇ。双子だよ…。というかふたりとも健気だよ。切ないくらい健気でいい子。双子揃ってツンデレだけどでもそこが良い。いやもう、お互いだけにはツンデレラですよ。翠は蒼にだけデレで、蒼も翠にだけ甘えんぼで。ﾓェﾓェだなおい。萌え殺す気ですか、あーたたち。

つーか他のキャラの感想書くとかって前にも書いたような記憶が…。結局は書いてないな…。とりあえず銀様の出番がもうちょっとほしかった、てことと、あ、めぐもだ。と、ジュンや巴もそうだし…真紅もそうか。挙げるとキリがない。まだまだキャラが不完全燃焼だと思うんですよ。消化が足りない、はず。どこかに移籍していつかきっと再開してほしい…。信じて待っていたいなぁ。